わんだふるぷりきゅあ!は娘の初プリキュアでした。
娘はもともと戦いのシーンが怖いタイプで、1年前はアンパンマンの戦闘シーンすら「みたくない」と拒否するほどでした。アナ雪をようやく観られるようになったくらい。
「プリキュアなんて絶対無理だろうな」と思っていて、実際にテレビでチラッと流れると娘はすぐに拒否。「まぁプリキュアに手を出すと、グッズをいろいろ買わされるし、このままスルーでいいか……」と親の私は思っていました。
そんな娘がある日スーパーでプリキュアのふりかけを選びました。保育園で何かしらの情報を仕入れてきたようで、「プリキュア」という言葉をちょくちょく話すようになりました。
しかし、去年1月の私のつぶやきによると、娘はまだこんな感じ。
「プリキュアみてみる?」と聞いたら、
「こわいところがあるかもしれないからみない。お姉さんがみるやつだと思うから、7歳になったらみる。」
そんな慎重な娘でしたが、新しいプリキュアでは犬猫が出てくるとの噂が!「これは動物好きの娘に刺さるかも?」と思い、一緒に観てみることにしました。
すると、案の定大ヒット。放送当日に「もう1回観る!」と何度もリピート再生するように。大熊牧場や海水浴の回、暑すぎてヤバいの回は特にお気に入りで、数えきれないほど繰り返し観ました。
本当に牧場に出かけて作中でアイスを作るシーンを真似してみたり、動物園の推しアニマルを真似して作ってみたり。わんぷりをきっかけに、いろいろな体験を楽しみました。
娘の推しはキュアニャミー。衣装やティアラ(?)も買って、それを着てイベントや映画にも足を運びました。いつも私の隣から離れられなかった娘が、一人でお子様専用席で踊っていた姿には少し感動しました。
さらに「他のプリキュアも見てみたい」ということで、Amazonのアニメチャンネルに加入。
しかし、結局ほとんどのシリーズは「こわい」と言って見られず、唯一観られたのは『デリシャスパーティ♡プリキュア』だけでした(ちなみに私は“スタプリ”にハマる。映画もめっちゃよかった。早く全部みたい…)。
おもちゃやグッズもたくさん購入しました。シャイニーキャッツパクト、タンバリン、ニコ様のキャッスル、プリティストアのコスメ(猫のリップとチークかわいい!!)、しゃべるユキのぬいぐるみ、お弁当箱、お箸セット、シャンプー、歯磨き粉……さらにお菓子のおまけや雑誌、絵本、塗り絵など、もう数えきれないほど購入してしまいました。
「今回だけだからね。次のプリキュアではこんなに買わないからね!」と娘と約束しながらも、私自身がカードやアクリルスタンドなどのコレクションに火がつく始末。「子ども向けでこのランダムグッズ商法!? すごいな……」とドン引きしつつも、気づけば沼にハマっていました。
去年のクリスマスには、猫の方を買うから買わないと約束していたワンダフルパクトをサンタさんにリクエスト、もうせっかくなので購入しました。
秋頃から、終盤に向かいストーリーが少しシリアスになりはじめると、娘は「眠い」と言って怖いシーンから目をそらし、リピート再生もしなくなりました。ペットの死がテーマの回では娘も私も号泣。それでも「みたくない」とは言わず、日曜日は毎朝わんぷりでした。最終回の前、「来週の話で最後だね」と私が言うと、娘はそれまで集めてきたグッズを手元にかき集めて、しくしく泣いていました。そんな姿を見て、私もなんだか胸がいっぱいになりました。
今回のプリキュアは敵を倒すというよりも、敵を助けるやさしさが根底にあるストーリーでした。ネット上での感想はいろいろあったけれど、本来のターゲットである幼児に配慮した物語づくりだと私は感じました。
もし他の歴代プリキュアが娘の“初プリキュア”だったら、ここまでハマらなかったかもしれません。ちょうど娘に合った優しい世界観だったからこそ、プリキュアデビューが実現し、あんなに熱中できたのだと思います。
娘がプリキュアに触れるタイミングで、ちょうどわんぷりが始まってくれて本当に助かりました。優しい世界のプリキュアをありがとう。たくさんの思い出をありがとう。
さみしいよーーー
