ベルリッツ体験～レッスン6

英語をなんとかしなきゃと思い続けて数年、いきなり決まった海外出張の直前にベルリッツのマンツーマン授業に通い始めることにした。

■ベルリッツにした理由
数年前に何社かの英会話体験レッスンを受けてみたところ、ベルリッツの授業が一番鍛えられそうだった。
いいと思ったのは、曖昧に答えるのを許さず、文法を細かく直してくれるところ。
グループレッスンは日本人同士でロープレさせるのが無駄に思えたり、先生と直接話ができても持ち時間を気にしてしまうので向いてなかった。
話題のSkype英会話も2回体験を受けた。先生の質にかなりばらつきがあって、英語を喋るのには慣れそうだけど、努力しないとただのフリートークになりそうでやめた。（2回目の体験で当たった講師（多分大学生のバイト）が終わった後も顔文字などのメッセージを送ってくるのも嫌だった。）
Skype英会話の値段を比較して高い英会話は無駄と言う人も多いけど、私はこの2つの中身は全く別物で、比較対象ではないと思ってる。

当時は、お金ないしまずは独学で鍛えてから始めよう、と思ったけど結局何も始まらなかった。
そこで、出張直前の焦りと勢いで、重い腰をついに上げてみた。

～レベルチェック＆体験レッスン～
スタッフの話では、TOEICの点数（760点）からしてレベル３か４くらいなのではないかと予想されていた。実際、ある程度英語に触れていた数年前はレベル3の途中から‥という話だった。

講師はイギリス人のまじめそうな先生。自己紹介をさせられて内容を細かく質問される。写真が好きって言ったら、どんな写真とるのか、カメラの種類、特徴など。無理。自分の住んでる街の好きなところという質問にも非常に困る。
体験レッスンでは、テキストは使わず自己紹介やフリートークの練習をした。最初自分で言わせて、言い方や表現のアドバイス、スムーズに言えるようになるまで繰り返し練習。鍛えられそう。

結果は、レベル２だった。言ってることは理解してるけど、話を広げることができず、文法が弱い、とのフィードバック。まぁ納得。最初から契約するつもりで行ったので、その場で契約。40レッスンを4.5ヶ月で消化するコース。高すぎてその後金銭感覚が狂った。
少し不満だったのが、レッスンを取る時間の融通がきかないこと。平日夜中心にやろうと思っていて、会社帰りに間に合う中で１番早い時間が7時。7時から2レッスンが理想だったのに、７時からだと１レッスンか３レッスン連続じゃないと駄目らしい。何で…。

●レッスン１，２
土曜日に初レッスン。講師はアジア系の若い女性。UNIT１は海外出張時の自己紹介の練習。出張でのフリートークは飛行機がどうだったーとか話すのが一般的らしい。簡単な質問に対して、ベルリッツの基本「A++」で答える練習。簡単な答え、詳細、質問返し。UNIT2では、話がわからなくなったときに聞き返す練習。急に早口で話しだす講師の話をとめて、ちょっと待って、それどういう意味？としつこく聞かされた。これはちょっと疲れた。
先生は良い人なんだけど、テキストを読ませることが多いのがちょっと不満（会話文も1人で読む…）。あとそんなに細かいとこは直してくれなかった。

●レッスン３，４
イギリス人の女性講師。宿題まじめにやったけど、「宿題やった？何か質問ある？大丈夫？じゃあレッスン始めるねー」って考える間もなくさらっと流された。聞きたいこと、添削してもらいたいとこをちゃんと用意していったほうがいいのかも。
UNIT3は会社の説明。私の会社が小さくてあまり例にならないので、架空の会社について先生が喋って、私がそれに対して質問したりまとめたりした。今回の先生はあまりテキストを読ませず、話す機会をいっぱいくれたのでよかった。あと、今いったことまとめて喋れ、というのがいい練習になった。どうしてもsupervoseをsupersizeといい間違えてしまって、最後の方苦笑いされてた。不満点は、先生が例を出すのに少し時間がかかること。

●レッスン５
平日で１レッスンとってみた。講師は日本人の女性。今回は宿題をちゃんと添削してもらった。テキストは課題だけみて、殆ど使わなかった。自分で考えて話すことが多いのはよかったと思う。繋げて発音してほしい人みたいで、発音の細かいところを何度も言わさた。不満点は、書いて説明するのが多いとこ。レッスン録音してるから、喋ってくれれば後で自分でノートとるので、書く説明にはあまり時間を使わないで欲しい。
１チャプター２レッスンだから、１レッスンって効率悪いかなと思ったけど、２レッスンよりもだれなくてわりといいかも。

●レッスン６
アメリカ人の男性講師。今回は正直微妙。ちょっとチャラチャラした先生で、テキストは嫌いだからーと共通の趣味の写真の話を始めた。始めちょっとだけ私の話をきいて、後は自分で喋る喋る。写真自慢もされた。いいんだけど、もうちょっと話させてほしい。負けずに話せばいいんだけど。かなり一方的に話されて終わった。仕事もあんまり好きじゃないらしく、レッスン終わったら飲みに行くって楽しそうにしていた…。宿題もやらなくていいらしい。
一応、ずっとちゃらちゃらしてたわけじゃないんだけど、ちゃんと説明はしてくれたけど、印象が…。今までちゃんとすぐに録音した授業を聞き返して復習してたけど、やる気がしなくてまだやってない。やらねば。

～６回授業受けての感想～
ベルリッツといえども講師の質のばらつきはある。質というより、相性なのかもしれないけど。
１回１回講師が変わるから、次のレッスンで前回の復習みたいなことがないので、自分でしっかり復習して、覚えた表現を次のレッスンで積極的に使っていく必要がある。予習も多分ちゃんとした方がいい。昔習ったけどうっかり忘れてた、みたいなことを分からないと思われて長々と説明されると時間がもったいないから、できるだけ教科書でわかるようなことは自分で把握してから、話す時間を多くしていこうと思う。
２レッスン連続よりも１レッスンずつ取ってこまめに復習する方が合ってる気がするから、出張後は基本平日１レッスンずつにしていこうと思う。

今日職場に「英語出来る人いますか」って電話かかってきて「少し…」って言ったら「じゃあ日本語で話します」って言われて悔しかった…。まだまだだ。